わが家の前には、かつての田んぼを埋め立てた休耕地があります。
その休耕地を活用すべく畑として耕し、さらにマルチング材として割竹を敷いてみたお話し。

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マルチングについて

マルチング (Mulching) とは、畑の表土を紙やビニールシート、稲ワラやウッドチップ等で覆うことです。マルチングの材料やマルチングを施すことを指して「マルチ」とも略します。
今回は割竹で地面の一部を覆うことにより、

  • 雑草の発生を抑える
  • 土の保湿
  • 地面の保温

などの効果が見込めます。
有機物のマルチでは稲ワラがメジャーですが、わが家の竹を活用すべく割竹を使ってみました。


いざ土作り

ひとまず畑にしたのは、隅っこの三角形の区画およそ7平方メートル。
ですが、ほぼすべてを人力でやったのはイイ運動になりました。


まず表面の土をどかす

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この休耕地の大半は水はけの悪い粘土質の土。そのため表面の土をスコップ1掘り分(約25cm)どけて、山際から腐葉土を運んでくる事に。
しかし、土の中には思わぬ難敵がひそんでいたのでした・・・。


はびこる葦(ヨシ)の根、ひそむ石っころ

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植物のヨシの根がいたるところに。
自然界の水辺に生えていれば水質浄化や生物の住みかとして重宝されますが、休耕田や休耕地を再開するにはやっかいなヤツ。
水はけが悪い土地なので、その旺盛な繁殖力で増えに増えまくったようです。
根を残せば再び生えてきてしまう・・・。調べてみると、根の深さは15cmから最大2mにもなるそうで。


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しかし、おおよその根は40cmほどの深さまでとの事。
そこで、土起こし器でさらに20cmほど耕して除去します。



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コンテナに拾ってみるとドッサリ・・・ヨシの根は漢方薬にもなるそうですが、これは竹炭を焼くついでに燃やします。



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さらには移植ゴテで探ると大小の石っころがザクザクと。
コイツらが土地全体に居るせいで耕運機が使えないんですよねぇ・・・。


ようやく土入れ

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お次は掘ったくぼみに腐葉土を入れてやります。



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40mほど離れた山際、そこで掘っていた排水用の溝から出た土を使用しました。
一輪車に土をのせて、えっちらおっちら数十往復・・・これまたイイ運動。
こちらでは竹の根で苦労するのですが、また別に記事を書きます。



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ようやく一面が埋まりました。

竹の加工

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マルチに使う竹材は、すでに枯れたものを使用。
ちょうどイイ具合に割れかけているものを選びました



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現物合わせで長さを合わせ・・・、



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一つの割れ目から、鉈で何か所か体重をかけた程度でキレイに割れます。



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ようやくココまで仕上がりました。
他の作業と並行しながら、開始から2週間かかってます。


待望のタネまき

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この区画で育てるのは、高さ30cmほどにしか成長しないミニサイズのヒマワリにしました。
景観向けであるのと、道路のそばに背の高いヒマワリがあると道の見通しが悪くなるためですね。



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等間隔にするために測量用の標尺を持ち出す図。
タネが青っぽいのは消毒用のコーティングだそうで。



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雨の降りそうな空模様でしたが、たっぷりと水やり。
これからの成長が楽しみです。


作業を終えての感想

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すったもんだで2週間、タネまき迄こぎ着けました。
しかし、残りの土地が少なく見積もっても1,000平方メートルはあります。
(だいたい写真の樹木の手前あたりまで。)
ヨシの根と石っころを取り除く手間は省けませんが、よそから腐葉土を客土として持ってくる方法には無理がありますなコリャ(汗)。
とはいえ泣き言は言ってられません。
6月いっぱいまではヒマワリ、その次は翌年の春に向けてレンゲを植えるため、開拓に勤しんでまいります。