『我が家の竹林を活用したい』
その思いから当ブログは、竹林オーナークリハラの視点から、個人レベルでの竹林利用について考えてみます。 
今回は春と初夏にしか生えない若竹から採れる水、「竹水」を採取して飲んでみたお話。


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「竹水!そういうのもあるのか」

先日、『竹 徹底活用術』っていうムック本をポチッたんですよ。
コレがもうすっごい濃い内容でして、竹林管理の上ではバイブルではないかという存在です。
あとで紹介記事を書いてみたいですね。

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 竹発酵パウダー、竹チップ、竹酢液・・・さまざまな活用法が詳細に取りあげられていましたが、中でも目をひいたのが「竹水」のページでした。

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『竹 徹底活用術 荒れた竹林を宝に変える!』
[農山漁村文化協会(2012)農文協]
P.45より

5月初旬、3m程に成長したタケノコの穂先を切って2週間ほど放置すると節の中に水がたまってくるそうで。
これが「竹水」 。
ブログでこの記事を書いてるのがゴールデンウィーク明けなので、まさに今が「旬」なネタ。 
こいつぁ試してみるっきゃありません。

 「竹水を作る」と思ったらスデに作り終わっていた 

ところが最近の日課である竹林パトロールの最中、穂先を折ったタケノコがあったんですね。
うれしい事に。
デジカメ写真の日付によると5日前に折ってます。

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唐鍬の柄をフルスイングしたらキレイに折れたので、なんとなくそのまま放置してました。
エラいぞ5日前のぼく。 
『ヒャアがまんできねぇ』とばかりに穴を開けてのぞきます。

やったぜ。少しだけど水がたまってるのを確認。

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さっそく根元から切ってお持ち帰りします。
ヒャッハー水だぁ!
 
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おそるおそる味見

ガレージの軒先で切りひらき、4節から約150mlの竹水がとれました。
見た目はキレイな水ですね。竹の切りカスが若干まじってますけど(汗)

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さっそくテイスティング。
まずにおい・・・ほぼ感じられません。

雑菌がちょっぴり気になりますが・・・なあに、かえって免疫力がつく
ひとくち舐めてみます。


『・・・うまい』 

竹水だと知らなければタダのおいしい水に思えます。
しかし後味がちがいました。 
ほのかに香る緑のにおい、「青臭さ」ではないカンジのさわやかな緑。
もう2,3回舐めてみて言語化できました。

「薫風喉より来たり―」

「外郎売り」(ういろううり)の一節です。あの発声や滑舌の練習で音読されるアレ。
我が家の井戸水をチェイサー兼の比較対象にして、テイスティングを続けます。

井戸水とくらべてわかったのが、口当たりのまろやかさ。
井戸水がソリッドで硬い、と思えるほど竹水がまろやかだったんですね。
さらに、優しくもほんのりとも甘い。 
ムック本の見出しあった「野趣にあふれた爽快な味!」 という説明とは違った印象でした。


ひととおり堪能して、ようやく香りの正体に気づきました。

「掘りたてのタケノコのにおい」

春先からさんざん嗅いでいたにおい、ナンデ気づかなかったのか・・・。

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本格的に仕込んでみる

竹水についてネットで調べてみると、とっても体に良さそうなんですね。
飲んでも良さそうですが、すでに化粧品として商用利用がはじまっています。 
くわしい解説は後日にまわしまして、竹水を仕込む様子をお送りします。

いい按配に伸びたタケノコですね。 

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さっそく穂先を切り詰めます。
穂先を切ったタケノコには目印をつけます。
測量用の標識テープに日付を書いて結びました。

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 野外でマーキングするためのテープですから、遠目でもバッチリ見えますね!

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これから数日、この仕込み作業でいそがしくなりますぜ。

 

まとめ

竹水には糖類、アミノ酸、ポリフェノール類などの有用な成分が含まれています。
竹の旺盛な生命力が宿ったこの水、活用の道が広がるといいですね。

ウチで収穫できた量によっては飲用による効果をレポートできそうです。